薄毛に悩む方なら「試してみようかな」と1度は考えたことがあるであろうミノキシジル配合育毛剤。

何しろ世界で初めて発毛効果があると認められた成分であり、日本で認可されている発毛剤はミノキシジル配合育毛剤だけですからね。

と言うわけで、ここでは、ミノキシジル配合育毛剤の育毛・発毛効果を、臨床試験データを用いて徹底検証していきます!参考にして下さい。

 

ミノキシジルの育毛・発毛効果

ミノキシジルは医薬品認定をされている為、臨床試験データが公開されています。

分かりやすいデータがリアップX5を販売している大正製薬の公式ページに掲載されていたので、その臨床試験データを参考にしていきます(以下、画像引用:大正製薬リアップ公式ページ)

医師による改善評価

下のグラフは、患者さんの頭皮に1年間ミノキシジルを塗布してもらい、発毛の変化を医師が判断したものです。

ミノキシジルの効果を医師が判断した際のグラフ

軽度改善だの中等度改善だの、まぁ分かりにくい表現がありますが、簡単に説明すると

  • 悪化・・・髪が減って薄毛が進行した
  • 不変・・・文字通り変化なし
  • 軽度改善・・・ちょっとだけ生えてきたけど全然ダメ
  • 中等度改善・・・新しく髪は生えてきてるけど、ハゲる前には戻ってない
  • 著名改善・・・発毛によってハゲる前の状態にほぼ戻った

このような感じです。専門性が高くなると表現がややこしくて分かりにくい!

それはさておき、グラフを見てもらうと分かりますが、早い人だとミノキシジルを使い始めて4週間後にはちょっと髪が生えてきてます(軽度改善)

全体を見るとミノキシジルを使い始めて5.6ヶ月後には8割もの人に発毛が確認でき、1年になると改善率は9割以上とかなり高い数字になっています。

医師が判断しているので、これだけを見ると、ミノキシジルに発毛効果があるのは間違いない!ですね。

ただ全体を見ると・・・

ミノキシジルには確かに発毛効果があると断言できますが、ミノキシジルを1年間使用後の改善率を見ると、ハゲる前の状態にほぼ戻った(著名改善)という方は全体の10%ほど。

ミノキシジルの効果を医師が判断した際のグラフ

多くの方が、新しく髪は生えてきてるけど、ハゲる前には戻ってない(中等度改善)か、ちょっとだけ生えてきたけど全然ダメ(軽度改善)で留まっています。

どこまでの回復をミノキシジルに期待するのかにもよりますが、ミノキシジルを使えば昔のようなフサフサに戻る!と信じている方にとっては、満足の行かない結果になるかもしれません。

ただ、フサフサじゃなくても、今よりも薄毛が目立たなくなれば良い!って方は、満足できるかもしれません。

一つだけハッキリしていることは、ミノキシジルを使ったとしても、ハゲる前の状態にほぼ戻れる人は、全体の1割程度だということですね。

 

悪化している?

グラフをくまなく見る人は気になったと思うのですが、ミノキシジルを1年間使った後に、悪化(髪が減って薄毛が進行した)という気になるデータが載っています。

ミノキシジルの気になるデータ

かなり少ない数字ですが、ミノキシジルによって髪が減った方もいるようです。

原因は特定できませんが、考えられる可能性は、頭皮の荒れや炎症、アレルギー反応があって髪が薄くなったことが考えられます。

気になるデータなのですが、ここでは断言できません。

 

患者による改善評価

今度は、1年間ミノキシジルを使った際の発毛効果を、患者さん自身が評価したグラフです。

患者が評価したミノキシジルの効果

 

患者さん自身も発毛を実感出来ていると分かります。ただ、医師が判断したグラフと比べてみると若干少ないですね。

医師と患者の効果判断比較

先ほどもお話しましたが、どこまでの回復をミノキシジルに期待するのかによって、満足度が変わると思います。

このデータを見ると、ミノキシジルで発毛はするけど過度な期待はしない方が良さそうな気がしますね。

 

毛髪量の変化

下のグラフは、一平方センチメートル辺りの、髪の本数の変化を表したグラフです。

毛髪量の変化

一目見ても分かる通り、明らかに髪の本数が増えてます。

 

太い毛髪量の変化

次のグラフは、40マイクロメートル以上の髪の増減をグラフにしたものです。

ようするに、太い髪が増えたかどうかってことですね。

太い毛髪量の変化

見ても分かる通り、太い髪の本数も確実に増えています。これには今生えている髪も含まれているので、ミノキシジルには髪を太くする働きもあるって事になります。

※ 40マイクロメートルがどれくらいの太さなのかというと0.04mm。日本人の髪の太さは、平均0.07?0.1位なので、太くはなっているけど平均よりは細い髪を基準にしているようですね。

 

ミノキシジル濃度は高い方が良い?

下のグラフは、ミノキシジル濃度1%と5%を使用した際の、髪の本数の違いを表したグラフです。

ミノキシジル濃度の違いによる毛髪量の変化

見て分かる通り、ミノキシジル濃度5%の方が髪の本数が増えてます。

気になっている方も多いと思いますが、ミノキシジル濃度は高い方が発毛効果も高くなるようです。

ただ、ミノキシジル濃度が高くなるほど、脂漏性皮膚炎や湿疹など副作用のリスクも高くなるようなので、注意が必要ですね。

 

臨床試験データから見たミノキシジルの効果まとめ

ここまで臨床試験データを元に、ミノキシジルの育毛・発毛効果について触れてきましたが、ミノキシジルにはどんな効果があるかまとめると

  • ミノキシジルには確かに発毛効果がある
  • ミノキシジルには髪を太くする効果もある
  • ミノキシジル濃度が高くなるほど発毛効果も高くなる

ただ、気になるデータとして

  • ハゲる前に戻ったのは1割程度
  • ミノキシジルを使うと髪が減る可能性がある
  • ミノキシジル濃度が高くなるほど副作用のリスクが高くなる。

気になるデータもありますが、ミノキシジルには確かに発毛効果がありますね。

 

効果を得られるまでの期間

ミノキシジルには確かに発毛効果があるとして、じゃあ肝心な効果を得られるまでにはどれくらいの期間が必要なのかってことですよね。

ミノキシジルの効果を医師が判断した際のグラフ

試験データを見ても分かる通り、ミノキシジルの効果を実感するためには最低でも3~6ヶ月は続けないと意味がないってことになります。

つまり効果が実感できないからといって、短期間で使用を中止するのは非常に勿体無いのです。

それこそ続けるほど、データを見ても1年使い続ければ9割の人が発毛効果を実感しているわけなので、続けることで回復率が高まります。

なので、どんなに短くても最低3ヶ月は続けるようにしましょう。

これはミノキシジルだけに限らず、どんな育毛剤にも共通して断言できることです。続けることで、回復率が高まっていきます。

 

ミノキシジル育毛剤とタブレット(内服薬)はどっちが良い?

ここまでミノキシジル育毛剤の効果や使用期間について触れてきましたが、ミノキシジル育毛剤とミノキシジルタブレット(内服薬)どっちの方が効果が高いのか気になっている方もいると思います。

結論から先にお話すると、ミノキシジルタブレットの方が効果が高いようです。

確かなデータはありませんが、ネットの情報を見る限りミノキシジル濃度が10%の育毛剤よりも、ミノキシジルタブレットを服用した方が発毛効果は極めて高くなるようです。

一部では、ミノキシジルタブレットが最強!と言われていますし、クリニックでも場合によってはミノキシジルタブレットを処方するようです。

 

ミノキシジルは頭皮から吸収されにくい

じゃぁなぜミノキシジル育毛剤よりも、ミノキシジルタブレットの方が発毛効果が高いのかというと、ミノキシジルは頭皮から吸収されにくいという欠点があるからです。

人の頭皮には天然のバリア機能が備わっていて、細菌の侵入や外部刺激から頭皮を守る働きをしています。

ミノキシジルを頭皮に塗布しても、このバリア機能によって有効成分が毛包まで浸透しにくくなっているのです。

それに比べてミノキシジルタブレットは頭皮のバリア機能が関係ない内服薬なので、有効成分が血液によって毛根まで運ばれます。

だからこそ、ミノキシジルタブレットの方が発毛効果が高いのですね。

ミノキシジルタブレットの発毛効果が最強と言われている理由も分かります。ただ、高い効果と引き換えに、副作用の症状が強烈になるリスクも抱えています。

 

ミノキシジルの副作用

ミノキシジルの発毛効果が分かったとしても、やはり副作用が気になりますよね。

ここからはミノキシジル育毛剤とミノキシジルタブレットの副作用について書いていきます。

ミノキシジル育毛剤の副作用
  • 頭皮の湿疹
  • 頭皮の炎症・荒れ
  • 接触性皮膚炎
  • 脂漏性皮膚炎

ミノキシジル育毛剤の副作用は、基本的に頭皮に起こるアレルギー反応がメインのようですね。

それに比べてミノキシジルタブレットを服用すると、副作用の症状がより激烈になります。

ミノキシジルタブレットの副作用
  • 全身の多毛症(毛深くなる)
  • 血圧の低下
  • 胸の痛み
  • 動悸・頭痛
  • 強い眠気
  • 心室肥大
  • 心外膜液
  • 多臓器不全
  • 糖尿病

想像しただけでもゾッとしますが、内服薬のミノキシジルタブレットは高い効果と引き換えに、激烈な副作用のリスクがはらんでいます。

髪が生えてきても全身毛むくじゃらではモテないし、病気になったら治療費もバカになりませんよね。むしろ、病気を治す治療費で植毛ができるレベルだと思います。

髪が生えてくれば身体なんてどうなっても良いという方を除いて、副作用が激烈なミノキシジルタブレットはお勧めしません。

 

まとめ

ここまでミノキシジル育毛剤の育毛・発毛効果について説明してきましたが、副作用が心配なもののミノキシジルには確かな発毛効果があります。

臨床試験データを見ても効果は明らかですし、国から発毛剤として認められているので否定のしようがありません。

ただ、私は今現在ミノキシジル育毛剤を使っていません。

過去に1度だけ使ったことがありますが、頭皮の荒れや炎症などの副作用が心配で、ミノキシジル育毛剤の使用を辞めました(ミノタブは副作用が怖すぎて飲んだことすらありません)

ミノキシジルには発毛効果があることも充分分かっていますし、臨床試験データを見ても、その育毛・発毛効果は間違いないと思います。

それでも、ミノキシジル育毛剤は使わないって事を選びました。

ミノキシジル育毛剤は有効成分が毛包に届きにくく、タブレットで服用した方が格段に効果は高まりますが、その代償として副作用が激烈過ぎる。。。

効果が高いと分かっていても「副作用の心配をし続ける生活は、髪の成長にとって、むしろマイナスだろ」と判断したのが、ミノキシジルを辞めた理由です。

ミノキシジルの副作用が心配なら、ミノキシジルに変わる育毛剤を使えば良いだけだと思っていますし、実践していて手応えを感じているので「ミノキシジルが全てではないし、完璧な発毛剤ではない」と実感しています。

プロペシアも飲んでいませんし、ミノキシジルも使っていないので、AGA治療薬として認可されている医薬品は何一つ使ってないんですよね。苦笑

副作用が心配なAGA治療薬など使わなくても、薄毛対策は上手くいくし回復します。

副作用が心配、薬漬けの生活も嫌という方は、副作用の心配がない育毛剤を試してみて下さい。 確かな変化を実感できた育毛剤です。